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管理番号 65
質問 Ｑｕｅｓｔｉｏｎ 福田漁港の歴史を知りたい。
回答 Ａｎｓｗｅｒ 古くは福田湊（ふくでみなと）と言われ、太田川河口の自然地形を利用して設けられた港です。１７０７（宝永四）年の地震で、藩港であった横須賀湊が使えなくなり、福田湊が年貢米の搬送などで賑わうようになりました。最盛期（１８５０年頃）には、五百石船や千石船が出入りし、大いに栄えたと言われます。
しかし、自然地形のため土砂が堆積し、また、出水のたびに河口が東西に移り、水深も変化しました。この改修に尽力したのが、幕末に大庄屋を務めた寺田彦太郎です。その後の発展が現在の福田漁港につながっています。
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