レファレンスデータサービス - 事例詳細
管理番号 | 54 |
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質問 Question | お宮のお祭り(神社の祭典)の時、幟(のぼり)の下端に吊るしてある「赤い猿ぼぼ(括り猿)」はどんな意味があるのか調べたい。 |
回答 Answer | 「猿ぼぼ」は岐阜県飛騨地方の言い方で、「ぼぼ」は「赤ちゃん」を意味するそうです。通常は、「括り猿」とか「身代わり猿」とか言います。飛騨地方では「災いが去る」、「家内円(猿)満」にならい、縁起ものとされています。 そして、祭典の幟に吊るしてある「括り猿」ですが、神話で言うところの天降る天津神の道案内を務めた国津神(くにつかみ)「猿田彦」を表しています。「掛塚祭り」など祭りの始めにマチの清めを行う神(先払役、先導役)として「赤面の天狗」が登場していますが、この神が「猿田彦」です。「括り猿」自体は庚申(こうしん)信仰と関連があります。 |
回答プロセス | |
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照会先 | 現在、登録されている照会先はありません |