レファレンスデータサービス - 事例詳細
管理番号 | 49 |
---|---|
質問 Question | 遠江国一宮は、「小国神社」の他にあるのか。 |
回答 Answer | 一宮というのは、平安時代の終わり頃に、その国の長官(国司)が最も重要だと位置付けた神社を言います。 遠江国一宮は通常、「小国神社」が知られています。しかし、室町時代の『大日本国一宮記』(「群書類聚」神祇部 所収)には「遠江国」の「一宮」は、「己等乃麻知神社(ことのまちじんじゃ)」と記されています。現在の掛川市八坂の「事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)」のことで『枕草子』には「ことのままの明神、いとたのもし」と書かれています。「願いが思いのままかなう」ことから、ここで旅の安全を願ったと言われています。詳細はわかりませんが、遠江国には一宮は二つあるのです。因みに、事任八幡宮の案内板には、「遠江国一宮」と記されています。 |
回答プロセス | |
調査に利用したWebサイト(表示できない場合があります) | 現在、登録されているURLはありません |
調査に利用した資料 |
|
照会先 | 現在、登録されている照会先はありません |